八ヶ岳第一次越冬記
コメント 2件
- 日記
一週間ほど前の4月11日、雪が降りました。
ほとんど雨のような雪で、すぐに解けてしまいましたが、たぶんこれがシーズン最後の雪だと思います。
<なごり雪>ってやつですかね。さすがにもう降らないでしょう。
初めての冬を越したガレージハウスですが、課題は「いかに寒い冬を越すか?」に尽きました。
中でも「いかに凍結を防ぐか?」が最重要ミッション。
ガレージハウスが位置する<標高1000mライン>は、昔は−20℃くらいまで冷え込んだそうです。
断熱という発想がなかった時代の古い別荘などでは、宅内凍結で水道の蛇口やシャワーヘッドが破裂した、などの凍結事案が頻繁に発生しました。そのため、水抜き作業はマストでした。
この冬。最も気温が低かった日が、−12℃。
温暖化なのか、暖冬なのか、思った程ではなく、ガレージハウスにおいては、凍結事案は一度も発生しませんでした。
水抜きに関しては、やる箇所とやらない箇所を設定して比較実験しましたが、いずれも問題なし。 とりわけガレージ内水栓は、外気に近いため最も凍結を心配していた箇所ですが、寒冷地対策のヒーターのおかげでクリアできました。ここは水抜きは行なっていません。
八ヶ岳=寒い。
先入観からそう思いがちですが、実際にはそれほどでもなく、むしろ名古屋の方が寒いと思うくらいでした。
不思議なことに、必ずしも、気温が低い=寒い、ということにはなりません。
日本一とも言われる日照時間は、気温こそ低くても、陽だまりはポカポカと春の陽気に包まれています。
また、高気密高断熱化した建物では、ひとたび暖めれば、室温はキープされます。
暖房設備については、薪ストーブのあるクラブハウスを除けばエアコン(寒冷地仕様)のみ。
壁内結露や空気環境の面から、石油ファンヒーターはNGとさせてもらってます。
正直、エアコンだけで大丈夫か?とも思いましたが、結論として全く問題ありませんでした。ただし、ちょっとした問題はありました。
それは地面の凍結。
朝方は地面に数㎝の霜柱が立ちますが、そのおかげでピザ窯が持ち上げられて若干傾いたこと、フラットだった芝生が凸凹になってしまったことです。
⚫️ 暖房は、エアコンやオイルヒーターで十分
⚫️ 水抜き作業は、ほぼ不要
⚫️ 降雪回数は10回程度、積雪は最大で20㎝程度
以上が、八ヶ岳第一次越冬を終えての感想です。
都会に比べ、1ヶ月ほど季節の遅い八ヶ岳。
四月末からGWにかけて桜、その後に新緑とベストシーズンを迎えます。
COMMENT
ピザ窯が持ち上げられてしまうとは、ニョロニョロパワー恐るべしですね〜
手作りのピザ窯、上手く作ったつもりでしたが、やはり、基礎が浅かったですね。
基礎の深さまで計算できませんでした。
次回、五右衛門風呂はしっかり深い基礎を作ろうと思います。