ストーブメンテナンス2nd
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- 日記
ストーブ屋さんの繁忙期は、実は夏だそうです。
寒い時期はストーブを使ってる最中ですから、当然、メンテナンスはできません。
ストーブシーズン終了と同時に、メンテナンスの依頼が増えるので、夏が一番忙しい。
八ヶ岳周辺では、だいたい10月〜翌5月、時によっては6月の梅雨シーズンもストーブを使いますから、結構、カスが溜まります。
タール状のカスが溜まっていると煙道火災の怖れがあるので、年に1度のフルメンテは欠かせません。
ウチのストーブには天板がついてますが、ここに付着した燃えカスで、燃焼の良し悪しがわかるとか。
タール状のカスだとNGですが、ウチのは良好な状態でした。
煙突内のカスは、屋根に登って、そこから掻き落とします。
高い所好きなので、ちょっとやってみたい気も。
煙突内のカスがザクザクっとストーブ内に落ちてきます。
タールなどは出てきませんでしたが、光り物が混じった比較的大きめのカスが出てきました。
状態で言うと、これは不完全燃焼です。
さらさらの粉末状のカスが理想的な完全燃焼ですが、ウチのは少し燃え残っていました。
熾火が十分でないタイミングで太い薪を投入すると、くすぶってしまい、こういうカスを残してしまいます。
火は生き物だし、それを扱う薪ストーブはきわめてアナログな道具ですから、使う側の技量が試されます。
ストーブ道は奥が深いですね。
フルメンテの終わったストーブ、ピカピカになりました。
次に使うのは、紅葉の始まる10月頃。
スローライフ。ストーブライフ。今から待ち遠しいです。
そんなYGHの日常ですが、6月23日(土)&24日(日)、内覧できます。
お気軽にお立ち寄り下さい。
COMMENT
煙突掃除というと、メアリーポピンズに出てきた陽気な煙突掃除のお兄さんを思い出します。あんな風に屋根の上で踊ってみたいですねw
『メリーポピンズ』、懐かしいですね。
細部は覚えてませんが、チムチムチェリーの歌は記憶に残りますね。
暖炉の煙突掃除は、掃除も大掛かりでしょうが、薪ストーブは、フルメンテでも2時間足らずで終了です。
煙突も細いので、サンタクロースが入ってくる余地はありませんが、ストーブを使っていない時期に鳥が入って巣を作ってしまうことがあるそうです。
中古別荘を買われた方がストーブ庫内を見たら、鳥の死骸があったそうです。
また、ストーブの蓋を開けたら、中から鳥が飛び出したなどと言うこともたまにあるようです。
ちょっと怖いですね。
なので、ウチの場合は、映画で言うと『メリーポピンズ』と言うより『ヒッチコックの鳥』の方がしっくり(?)くるかも。