動産と不動産のあわい
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- 日記
自宅や別荘、また、最近では設置の簡便性から災害時の仮設住宅にも活用されているトレーラーハウス。
そんなトレーラーハウスを長野市にあるカンバーランドジャパンさんに見に行って来ました。
クルマなのか、家なのか?
動産なのか、不動産なのか?
その間(あわい)のグレーゾーンにあるトレーラーハウスは、かなり気になる存在です。
トレーラーハウスの基本は、鉄骨フレームの上にツーバイフォーの躯体で組み上げたもの。
生産は、すべて自社工場で。
品質と安心の made in JAPAN です。
全長12m、全幅3.4mという堂々としたサイズ。
床面積39㎡を誇り、住居タイプでは最大のものになります。
ただし、運搬するのに道路交通法上の特別許可が必要になるそうです。
内部は驚きの広さ。
明るいメインベッドルームに、
その下にはごろ寝スペース。天井の低さがワクワクします。
フツーのキッチンに、
フツーのダイニングに、
フツーのバスルーム。
もはやトレーラーと言うよりフツー以上の家になってました。
こっちは店舗タイプ。
屋上バルコニーがついています。
ビアガーデンにしたり、テントを張ったり、多目的に使えそう。
アウトドアブランド snow peak が企画し、建築家の隈研吾氏が設計した<住箱=JYUBAKO>。
これに snow peak の刻印を押して完成ですが、外壁はベニアなので、耐候性・耐久性は推して知るべし。
デザインも面白いし、350万という価格も魅力的ですが、用途はかなり限定的かも。
こちらは、ツーバイフォーではなく本格派ログハウスタイプ。
中に入ると、木のいい香りが。
通常のログハウスに比べるとコンパクトな分、木の香りがより濃厚です。
天井は高く、開放的。
ロフトもついてます。
主寝室は余裕の広さ。
お風呂も、
トイレ、洗面も十分以上です。
非日常的な特別感のあるログハウスは、リゾートに設置すれば、グランピングなどの用途に使えそうです。
見たトレーラーハウスの中では最もしっくり来ました。
…と言いつつ、個人的に一番気になったのが、番外編のこのヒト。
マルチェロ・ガンディーニの手による70年代風ウエッジシェイプデザインが今更ながらカッコいい。
1977年製フィアットX1/9。
トレーラーハウス屋さんなのに、なぜかショールームの片隅でこんな旧車を売ってました。
パッと見、綺麗、よく見でちょいヤレ。
これから仕上げてゆくベース車両としては面白そう。
と、またぞろイタ車好きの悪い虫が騒ぎ出すのでありました。
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