ロードムービー

旅の名前は、GO!GO!WEST。

旅の主題は、冒険と友情。
そして、旅の途中で出会う風景がドラマに花を添える。
旅から戻って数日しか経たないが、すでに一つ一つのシーンが懐かしい。
旅の記憶。それは一編のロードムービーとしてよみがえる。

 

【DAY1  850km
連休の3日間を利用して、はるかなる西をめざす、3台の東海ジュリア団。

鬼門となる京阪神の渋滞を避けるため、深夜0時に東名阪道「御在所SA」を旅立つ。

僕らのミッドナイトランが始まった。

兵庫の「加西SA」でわずかな仮眠をとった後、中国道をひたすら西へ。

行く手には霧が立ちこめる。そして、絶えず睡魔が襲ってくる。

出発から11時間、広島の「吉和SA」で中国チームと合流。

霧はすっかり晴れ、青空が広がった。紅葉とのコントラストが美しい。

さらに西へ120km。

山口県の秋芳洞でしばしの時間、観光を楽しむ。

修学旅行気分で洞窟探検だ。

秋吉台カルスト台地を駆け抜ける。

西の果てに落ちる夕日を見るためにエンジンを唸らせる。

長い1日の終わりは、角島。

とうとうジュリアで本州最西端にたどり着いた。走った距離は850km。

美しい夕空。美しい橋。

その風景は一幅の絵画のようだった。疲れた心に沁みわたる。

 

【DAY2 220km
明けて2日目。

エメラルドの海はかなりの荒れ模様だ。

その海を渡り、角島灯台へ。(photo by toraさん、シゲっちさん)

暴風が吹き荒れる、冬の日本海の典型的イメージ。

しかし、一筋の虹が姿を現したのだった。

そこから反転し、一路、萩をめざす。

農道という名の快走ロードが気持ちいい。長州藩の藩校であった明倫館で他メンバーと合流。城下町を散策。萩は何度来てもいいところだ。中国山地のワインディングは、日本一楽しい。

曲率、アップ&ダウン、スピードレンジ…どれをとっても比類がない。4速メインのハイスピードコーナーが果てしなく続いてゆく。

全編ジェットコースター仕様のネバーエンディングストーリー。

山脈でもない、平野でもない、山地と言う地形が奇跡のワインディングヘブンを生んだのだ。

(photo by onboro ALFAさん)存分に走りを楽しんだ後は、島根県江津市にある「温泉リゾート風の国」へ。

 

【DAY3 500km】

GO!GO!最終日。

朝もやの中、出発。

二輪チームと合流後、次の目的地をめざす。

多くのライダーやドライバーで賑わう休日の三瓶山。

三瓶山周辺も絶品ロードの宝庫である。

そんな道ばかり走っていると、エンジンにどんどん当たりがついてどんどんトルクが太くなる。

やはりアルファは走ってナンボだ。

GO!GO!の最終ゴールである「道の駅たたらば壱番地」に到着。

お世話になった中国ジュリア団に別れを告げる。

また来年。また会う日まで。

松江道から中国道へ。

撤退戦のGO!GO!EASTが始まった。

しかし、3日間で1600km近くを走り、さすがに疲労がたまり、睡魔も激しい。

とても宝塚付近の大渋滞に突入する気力はなく、いったん「三田IC」で下車、後泊のホテルへ。

 

【DAY4 230km

晴天の朝。

十分な休息の後、気力充実で出発。

自宅までわずかに200km程度の距離だ。

旅の最後に、紅葉で名高い滋賀の古刹に立ち寄る。

始まったばかりのシーズンに訪れる人はまばらだ。

赤や黄色だけでなく緑もまだまだ残っているため、逆に色のカラフルさが際立つ。それがいい。

全行程1800kmのグランドツーリング。長い長い旅が終わった。

通常なら飛行機や新幹線で行く距離を、あえて旧車で走ることの意味。

ただただ道を求めて走る。それ以上でもそれ以下でもない。

そこに快適はないが、快楽はある。

あるいは近道より回り道。途中経過こそ旅の醍醐味だと思う。

風景の移り変わり、空気の移り変わり、それらを五感で感じる。

点と点ではなく、線のみの旅をゆく。道は続いている。

早くも来年のGO!GO!が待ち遠しい。そんな僕がいる。

 

COMMENT

  • onboroALFA より:

    素敵なロードムービーをどうもありがとうございます。東海方面軍にとっては中国地方への往復も含めて全行程4日のロングドライブだったんですね〜
    往路の、深夜に出発し、暗い中をひたすら走り、明るくなると全く知らない場所にいる、っていうナイトランは男のロマンですよね〜。若い頃から好きでよくやってましたが、オジサンになっても相変わらずですw
    今回は(多分)GO!GO!WESTの最長不倒距離ではなかったかと思いますが無事全機帰還されたのでホッとしました。遠いところどうもありがとうございました。次のGO!GO!が楽しみですね🍀

    • 石川 石川 より:

      過去のGO!GO!WESTの経験を踏まえて、後泊を入れました。
      関西の大渋滞は、疲れた心身からすっかり魂を奪ってしまうので、その直前でチェックイン作戦でした。
      また、初日に一気に山口県まで走るという無謀な試みのためには、オールナイトランしかないですからね。
      ひたすら西に向かって走っているので、日の出の太陽が後ろから追いかけてくるのも、なんか不思議です。
      そして、その太陽を今度は西に向かってジュリアで追いかける。
      夕日に向かって走れ!これはGO!GO!シリーズの一つのテーマでもありますね。

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PROFILE

石川

石川 孝太郎

八ヶ岳ガレージハウスオーナー。1960年、愛知県豊橋市生まれ。現在、愛知県名古屋市と山梨県北杜市の二重生活を送っている。妻、娘、息子の四人家族。血液型O型。好きな食べ物は、カレーなど子供の好きな物全般。好きなクルマは、音の良いアルファロメオ、乗り味が変態なシトロエンなど。晴れた日には、そんなクルマに乗って巨大仏を見に行きたいと願う。機能性より見た目、合理性より無駄、近道より寄り道、抹茶よりバニラ、粒あんよりこしあん。欲しい超能力はサイコキネシス。面白くなければ〇〇じゃない。…など若干の片寄りはありますが、根はいたって常識的な日本人です。

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