3日遅れのホワイトクリスマス
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- 日記
子供の頃は思っていた。
クリスマスもお正月も楽しい。
プレゼントもあるし、お年玉ももらえる。
そんな年末年始だが、12月26日から31日までは、特にイベントがない空白の6日間。
ろくに大掃除も手伝わなかった子供の私には、なんか物足りない6日間だった。
かなり相当ヤバいくらいの大人になってしまった今は、クリスマスプレゼントやお年玉をあげる立場であるが、“年末空白6日間物足りない” 感にさして変化はない。
歳を重ねても、子供のまま成長していない。
そこは、まあ、そう言うことだ。
だから、クリスマスツリーは、とりあえず年末まで飾っておく。
個人的には “年末までがクリスマス” なので、ツリーはそのままキープである。
クリスマスツリーのビジュアルが大切なのだ。
当然、音楽はクリスマスソングをかける。
“クリスマス長期保存の法則” に従う。
さて、今日12月28日、小淵沢に初雪が降った。
例年に比べ遅くもあり、積雪量も少ないが、周囲はホワイトである。
紛れもなくホワイトクリスマス。
３日遅れでもホワイトクリスマスなのである。
問題は、心のもちよう、雰囲気なのだ。
私は、雰囲気重視派の人間である。
クリスマスツリーには、やはり雪が似合う。
ツリーをキープしていて正解だった。
クリスマスは長い方が良いに決まっている。
イブやイブイブがあるなら、アフターやアフターアフターもありだろう。
ところで、雛人形を片付けないと嫁に行き遅れる、などと言われるが、クリスマスツリーを片付けないのはどうなのか？
実際、西洋ではクリスマスを過ぎてもそのまま飾っているらしい。
私も西洋人だから（ちょっと嘘）、西洋の習慣に従うほかはないだろう。
まあ、そう言うことだ。
この雪、いつまで降るのだろうか？
降り続ければホワイトクリスマスは続き、大人は子供のままで居られる。
雪よ、しばらくは、そのままで。
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