BLOG男もすなるブログといふもの

今から２週間前の4月10日頃、通りに咲く桜は満開を迎えていた。

例年より10日以上早い。

八ヶ岳ブルーを背景に、美しい花々の色合いが鮮やかだ。

よく磨き込まれたボディ曲面は風景を映す鏡となる。それも悪くない。

ガレージハウスのお隣＝Aさんお庭で毎年恒例のお花見会を開かせてもらった。

Aさん宅の4月は、桜月間。

20種類の桜たちがタイミングをずらしながら、咲き続けている。

桜と着物。やはり相性が良い。

日本の美は互いに補完し合し、自然と人は渾然一体となる。そんな希少なひと時。

ささやかなお花見会から2週間が経った。

そして、八ヶ岳の桜は未だ終わらない。

種類を変え、別の桜へバトンを渡しながら、命のリレーは続いている。

緑がかった珍しい八重桜。ウコンザクラだそうだ。

こちらも八重。赤が濃い。関山（カンザン）だ。

この桜が散る頃、4月下旬まで八ヶ岳の桜は続く。

都会では１週間くらいで終わってしまう桜もここでは3週間くらい楽しめる。

花の命は結構長い。