11月の色彩
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- 日記
例年になく暖かい11月。
八ヶ岳でも、日中はTシャツ1枚で事足りるほどの陽気です。
とは言え、森は少しづつ色づいて日に日に鮮やかさが増しています。
昨日より今日、今日より明日。自然の色合いは、毎日のように変化して面白い。
季節のテーマは、紅葉とクルマ。
MGAの黒光りしたボディは、その鏡面効果で鮮やかな景色を映しこんでくれるに違いありません。
そのため、地元の業者さんに洗車＆コーティングのため出張していただきました。
普段は自分で洗っているのですが、ここは、やはりプロの技を頼ることに。
まずはワイヤーホイール洗浄、ボディの泡洗浄。
さらに、純水を使ってのボディ洗浄。
不純物を除去した純水は、洗浄後のウォータースポットが残りません。
そして乾燥後は、3層のコーティングを施してフィニッシュ。
実に素敵な輝きを身に纏いました。
さすがはプロの仕事です。色々勉強になりました。
1台2時間半の洗車＆コーティング。
午前に1台、午後に1台の計2台を施工。
1台8,500円。出張費3,000円と抜群のコストパフォーマンスです。
一連の流れは、目を楽しませてくれ、いわば一つのショーを観るかの想い。
眺めながらの屋外ランチも格別でした。
洗車の後は、近所のカントリーロードへ。
屋根のないボディは外界との境目がなく、ぐるりと視界は360度。
色彩と風が語りかけてくる秋の一コマ。
飛ばすわけではなく、むしろ緩めに流す。
スロードライブが心地良い季節がやって来ました。
「お坊さんは、境内のモミジを残し、桜をバッサリ切らせたと言います。」
JR東海の “そうだ京都行こう” CMをふと思い出しました。
「春を捨てて、その分、秋を大切にする。」その潔さは見事と言うほかありません。
たしかに一片の景色に心を奪われるってことあります。
紅葉の木立に染まるクラシカルな英国車も一景。その佇まい。
紅葉が溶け込んだその様は、面白くもあり、美しくもある。
車粧い、山粧う。
秋は一層深まります。
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