火遊び解禁
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- 日記
最近は、日常生活の中で火を使うことが少なくなった。
ガスコンロはIHに、ストーブはエアコンに、ゴミ焼却はゴミ収集に変わった。
だが、ほんの数十年前まで、火はもっと身近にあった。
ドラム缶でゴミを燃やし、落ち葉で焚き火をし、爆竹を投げ合って戦争ごっこをしたものだ。
たまには危ない思いや火傷もしたが、何と言っても、火遊びは楽しい。
10月に入り、八ヶ岳ガレージハウスでは確実に薪ストーブの使用頻度が増えてきた。
クラブハウスの真ん中には、Vermont Castings社のDEFIANT という大型の薪ストーブが鎮座している。
最大220㎡までの暖房能力があるので、50帖(約83㎡)のクラブハウスには十分以上のスペック。
八ヶ岳で暮らすことの一番の課題は、厳しい冬をいかに過ごすか。
周辺の店舗にはたいてい薪ストーブが設置してあり、必須アイテムとなっている。
薪ストーブ本格稼働のシーズンは間近だ。
ただし、スイッチ一発で温風が吹き出すエアコンとは違い、薪ストーブは、便利さにはほど遠い。
焚きつけから安定燃焼まで小一時間。
火をおこす作業は、それなりに手間がかかるが、一種の火遊びとも言え、なかなかに面白い。
この楽しさは、エアコンでは味わえない。
薪ストーブの輻射熱は、体の芯から暖めてくれる。
また、体だけではなく心も暖めてくれる、そんな効果が確かにある。
炎のゆらめきは、いつまで見ていても飽きることがない。不思議と心が安らぐ。
太古の昔、人類は火を手に入れた。プロメテウスの火だ。
そんな原始の記憶が脳内のどこかに残っているのだろう。
もうひとつ薪ストーブの楽しさは、ストーブクッキングにある。
手始めにピザを焼いてみる。
ストーブ内に五徳を置いて、鉄製ピザパンに載せたピザ生地を投入。4〜5分でカリッと焼き上がる。
美味い。正直、そのあたりのピザ屋で食べるピザより全然美味いと思う。
ピザを上手に焼くコツは、温度管理に尽きる。
屋外にあって温度管理が難しいピザ窯に比べると、薪ストーブはさすがに安定している。
ストーブピザはクセになる。
炎があり、お酒があり、料理がある。
人は自然に薪ストーブの前に集まる。そこには都会にはないゆったりとした時間が流れている。
冬の八ヶ岳も楽しい。
COMMENT
11月に入ると八ヶ岳はグッと冷え込むんでしょうね〜。そうなるといよいよ薪ストーブの季節ですね。
そういえば我が家を建てる時にも、薪ストーブの設置を検討したことがありました。静かに燃える薪ストーブの火を眺めお酒を呑みながら、マッキントッシュ&JBLの奏でるジャズを聴く・・・く〜〜〜っ!裏山Cっ!!!
ここ最近は、朝方は3度とか4度とグッと冷え込んできました。
氷点下も秒読み段階です。炎のあったかさが身にしみる季節になりました。あーうー。(ジジィかい!)
あっ、ちなみにウチの場合、裏山Cの裏山は八ヶ岳です。
裏山が八ヶ岳って、自慢かよっ!
八ヶ岳Cっ!!!
えへへ。(と照れ笑い)