Stylish,Swedish
コメント 2件
- 日記
VOLVO V90 クロスカントリー。
先週納車されたばかりと言うニューカーを駆って、東京のNご夫妻がガレージハウスに遊びに来てくれました。
むむう、かっちょええのう。
堅牢で安全第一、象が踏んでも壊れないけど、空飛ぶレンガと揶揄された無骨なVOLVOは、今は昔の物語。
最近のVOLVOは、スタイリッシュで語られるクルマです。
なんつっても、顔がいいですよね。
ラジエターグリルの銀のドット感が、デジタルチックで素敵です。
人形は顔が猪木、じゃなかった、命と言いますけど、クルマも顔が命っしょ。
LED化されたシャープな目元には、上下を二分割するTバー。
北欧神話の雷神トールが持つハンマーだとか。
神話系モチーフと言えば、マセラティ印のポセイドンの三又槍にも通じるものがあります。イイね。
一目でVOLVOとわかるリアビュー。
上から読んでも下から読んでもVOLVOです。って、ちょっと違うか。
18インチ55扁平のタイヤは、クロスカントリーにはベストマッチかも。
北欧家具を思わせる上品で上質なインテリア。
「北欧人は、初任給をはたいて一生モノのイスを買う。」とか言ってみる。
…と。プレビューはこの辺にして、試乗、行ってみますか。
2Lガソリンターボのパワーユニットは、今時の低速トルク型で乗りやすく、高い車高や洗練された足回りのおかげで、終始ソフトライディング。
路面からの突き上げ感は皆無で、エンジンの調律も含め、すべてがまろやか。
まったりとした乗り心地に訪れる心の平安。思わず、うーん、マンダム。
BMWやアルファのようなキレキレ系ハンドリングカーの対極にあるクルマですね。
目を三角にしてワインディングを攻めるキャラではありません。
ドライバーをはじめとした乗員全員に安心感とゆとりを与えてくれる、快適高速クルーザーキャラでしょうか。
AWDだし、小回りは効くし、都会からカントリーまで場所を選ばず、一年を通して使えるオールマイティな最上級ツールです。
試乗後は、再びYGHに戻って、芝生広場で撮影会の続きでもやっちゃいますか。
(車両を乗せるために芝生に枕木を埋め込んでます)
むむむ、いいじゃん!ローアングルが一番かっこいいかも。
それにしても、あらためてデカいっす。欧米か!(古っ!)
堂々とした体躯は、現行ジュリアと比較してみると歴然。
5mに迫る全長に、3mに迫るホイールベース、全幅は1.9m超と来たもんだ。
でも、5mの長さがあってこそ、伸びやかなスタイリングが表現できるってもんです。
「スタイリッシュなクルマ=全長5m説。これぞ黄金比率です。」とか適当に言ってみる。
まあ、そんなこんなのVOLVO V90 クロスカントリー体験記でした。
イイ物、見せてもらったなあ。あーうー。
でもって、あなたも愛車を駆ってガレージハウスに遊びに来ませんか?
カッコいいクルマはよりカッコよく、それなりのクルマはよりそれなりに撮れちゃうかも?
(よりそれなりって?!)
COMMENT
いつの間にかボルボって、おっしゃーなクルマになっちゃいましたね。でも同じおっしゃー系でもアウディよりも知的で良い人っぽいところが憎いです。おっしゃーで知的で良い人っぽいってモテ決定じゃないですか。ズルイなあ〜
最近のクルマで、スタイリッシュ!と思えるのは、アウディとボルボでしょうか。
サイドラインに深いえぐりを入れたBMWのデザインが、ここ何年か支配的で、メルセデスもアルファもシトロエンもみんな追従していた感がありましたが、ここに来て、アウディとボルボが新しいデザイントレンドをリードしている気がします。
この2メーカーとも、LED顔の処理が上手いなあ、と思います。
LEDを制する者が、カッコいいクルマをデザインできる。
その点、デザインリーダーたるイタリア車は、周回遅れな感が否めません。
イタ車、もっとバンガロー!