サソリ印 di スパイダー
コメント 2件
- 日記
<勝手に営業マン>シリーズ!(そんなシリーズあったんかい!)
実を言うと、友人のMさんと私は、チーム<勝手に営業マン>なんですよね〜。
どこかの誰かが「クルマ、ちょっと欲しいかも?」などと呟けば、待ってました!と駆けつけて、アレがいい、コレがいい、と勝手にクルマをおススメする、まったくもってお節介で変なおじさん達なんです。
「そうです、私達が変なおじさんです。」みたいな。
むろん仕事などではなく、完全におじさん達の趣味にほかなりません。
なぜなら<他人のクルマ選びほど面白いものはない>から。
ぐへへ。(下から懐中電灯を当てて、ドス黒く笑う)
で、今回のターゲットは、八ヶ岳のご近所さんのKさんです。
Kさんは、特にクルマに興味があるわけではなく、普段の足にランクルを使われてます。
日常の用向きはコレ1台で十分で、波風のない平和なクルマ生活を送っていたのでありました。
♪チャリラ〜(トッカータとフーガ的な)
しかし、ある日突然、脆くも平和は崩れ去ります。
Kさんにとっての不幸(?)は、変なおじさん達と出会ってしまったことなんですね。ぐへへ。(と黒笑い)
「アシ車にランクルがあるなら、もう1台、趣味車があれば、人生、めっちゃ楽しくなりますよ〜。」
そんな悪魔の囁きに、純朴なるKさんの心は、次第に侵されていったのでした。あぁ。
ズバリ!Kさんにおススメしたのが、ABARTH 124 SPIDER !
ALFA ROMEO Giulia と同様、超久々に後輪駆動車として復活しました。
流麗なイタリアンデザインを身に纏い、熱きイタリアの心臓を有しながらも、ベースはマツダロードスターという国産車なので、超安心!
イタ車と国産車の良いとこ取りのオンリーワン!
他人に自信を持っておススメできる、史上初のイタ車なんです!
うん、コレしかないな!ごっくん!
…などと自分勝手に納得してしまうおじさん達でしたが、Kさんにも非常に気に入っていただきました。
そして、付き添い人として、ディーラーに足を運ぶこと3回。
試乗をしていただいたり、奥様を説得したり、価格交渉をお手伝いしたり。
あるいはディーラーのリアル営業マンからは「代わりに営業をやっていただいて、ありがとうございます。」などと感謝されたり。
そんな顛末を経て、先日、めでたく納車と相成ったのでございます。パチパチパチ。
Kさんの心の中の天使と悪魔の戦いは、悪魔の完全勝利に終わったのでした。あぁ。
それじゃ早速、馴らし運転と洒落こみますか。
八ヶ岳バックに、納車記念撮影。
カッコE!濃紺のボディカラーもシックで素敵です!
サソリ印、目立ってますね。
エンブレムのカッコ良さは、クルマ選びにおいて最も重要です。
世界の中心でチェント ヴェンティ クアットロ!と叫んだりもします。
エンジンは、前輪車軸後方に積まれ、フロントミッドシップレイアウトを実現。
操縦性を高めるための真面目な設計思想が、素晴らC!
1.4Lターボからの出力は、170馬力。
日常域でもエンジン全開が可能な、必要にして十分以上のパワーです。Eじゃん、Eじゃん!
オプションのポケモン、じゃなかった、レコモン(レコルトモンツァ)マフラーからのエキゾーストサウンドはチョイ悪系で、走る気満々にさせてくれますね。
出ます、出します、アドレナリン!
人は、楽しかったり、美味しいものを食べたりした時、思わず顔がほころんでしまいます。
スパイダーを操縦しているKさんの顔には終始、満面の笑みが。
そんなKさんの笑顔を見て、「オレ達ってホント良いことしたよね。これも人助けだ。」などと訳のわからない理屈をこねて、自らを誉め称えるおじさん達でありました。
愛と笑顔と毒サソリ。
同乗するならスパイダー。
かくしてKさんとスパイダーの冒険物語が幕を開けたのでございます。
めでたし、めでたし。(感動的なBGMで盛り上がる)(やがて排気音、遠ざかる)
COMMENT
勝手に営業マン、メチャ優秀ですね〜。
それにしても八ヶ岳でランクルとアバルト124スパイダーの組み合わせって理想的ですね。コレは裏山C!
それにしてもディーラーでの商談写真、ウケました。ソフトにグイグイ押してくる感じの圧がスゴイw これは営業マンもチビっちゃうな〜
チーム<勝手に営業マン>は、ドラマの刑事と一緒です。
一方が、ある時は半ば強引な手法で、もう一方が「カツ丼、食うか?」と懐柔する。
そんな二人一組のチームワークで、徐々に犯人を追い詰めてゆくわけですね。
って、犯人じゃありませんけど。てへへ。
オープンカー購入、しかも、イタ車購入というKさん家始まって以来の一大事に、家族総出でディーラーに押しかけました。
さらに、勝手に営業マンまでついて来て。
ディーラーのリアル営業マンも、嬉し恥ずかしと言ったところでしょうかね。