ゆく冬くる春
コメント 0件
- 日記
毎週のように八ヶ岳と名古屋を行ったり来たりすると、季節も行きつ戻りつします。
3月。暦の上では春となりました。
実際、名古屋ではポカポカとした春の陽気が支配的なのですが、タイムマシーンに乗って、220kmの距離を走り、1000mの標高を駆け上ると、季節は1ヶ月以上後戻りします。
下界とは明らかに違う寒気に身を晒すと、妙に嬉しくなったりするものです。
近頃は、八ヶ岳でも最低気温が氷点下になることは、あまりなくなりましたが、それでも薪ストーブはマストだし、風景はモノトーンだし、冬はまだまだそこら辺に留まっています。
ゆく冬を惜しむようにゲレンデへ。
暖冬の今年、南八ヶ岳は雪不足のため、北八ヶ岳まで足を伸ばす必要があります。
雪は量的には十分ですが、
質的には、次第に春のそれになりつつあります。
2000m超の標高では、所々にアイスバーンが出現し、
それ以下の標高では、シャーベット化が進んでいます。
人々は「春よ来い」と願うけれど、個人的には「行く冬」が愛おしい。
時間よ止まれ、僕はまだまだ冬を楽しみたい。
COMMENT