ヘビとライオン
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- 日記
前回ブログの続き。
アルファロメオ ステルヴィオが気になっていると書きましたが、実はプジョー508も気になっちゃってたりして。
なので、今回は、ヘビvsライオンの一騎打ち!ヤバーい!
しかも、ディーゼル対決と来たもんだ!どどーん!
あ、SUVとセダンなんで、ちょこっとカテゴリー違いますけど、その辺はツッコミなしでよろしくどーぞ。
だって、乗ってみたかったんだも〜ん。
…なんですが、今回、この2台をオススメする相手はTさん。
そろそろ愛車の買い換えどきでは?などと、まったくもってお節介な輩でございます。
そうです、人は我々を “勝手に営業マン” と呼ぶのです。(呼んでないわ!)
【ヘビ編 Alfa Romeo STELVIO 】
まずはアルファロメオ屋さんにレッツラゴン!
ステルヴィオが似合うのは、イタリア人かTさんぐらいのもんでしょ!的な。
新CI導入のアルファロメオディーラー。
いきなり目に飛び込んで来たのが、クアドリフォリオ!
510馬力と言うヤリ杉君のステルヴィオ最上位車種ですが、見た目の迫力違います!
SUVなのに驚異の加速、0-100km 3.8秒だと!
これって一昔前のスーパーカー、エンツォ フェラーリと同じパフォーマンスなんだってさー!
さらに同価格帯のポルシェ マカンターボでさえ、0-100km 4.8秒なので、ある意味、コスパ抜群!
ヤバい、ヤバ杉君ですがな!
何考えとるんじゃ、アルファロメオ!
そんなパワー要らんし、お値段もスーパー級なので、本命はノーマルのステルヴィオ。
ノーマルは、2Lガソリン280馬力と2.2Lディーゼル210馬力の二本立て。これで十分以上っしょ!
ちなみに、LEDのデイライトがステルヴィオ峠のヘアピンカーブを表現してるそうです。
アルファロメオ ステルヴィオ 、日本風に言うなら、スバルいろは坂とか、トヨタ麦草峠とか…。
何れにしてもデザインに物語性があるのが、素敵ng!
試乗車にディーゼルを用意していただきました。
黒ボディーに赤内装。攻めのスポーツカーコンビネーション。
この感じ、ベタですけど、嫌いじゃありません。
旦那、さあ、行きまっせ!的な。
運転席に着座して見える風景も、男子心に直球勝負!
まずは、Tさんのドライブで試乗へGO!
ディーゼルの太いトルクは、ステルヴィオ の1.8tを軽々押し出して、巨体を小さく感じさせます。
やっぱりSUVはディーゼルエンジンとの相性が良さげな。
極めてスムーズな脈動は、言われなければ、ガソリンエンジンと思ってしまうほどの出来映え!
うーむ、なかなか洗練されたディーゼルエンジンではないですか!
乗り心地は、正直、荒れた路面では多少のゴツゴツ感はあるものの、高いボディ剛性のおかげで不快感はありません。
DNAのNモードのみで試乗コースを一周。
後席で快適なドライブを体感させていただきました。
次に、運転を変わっていただき、ドライバーズシートへ。
Nモードでアクセルオン!乗せてもらった感覚と少し違い、自ら運転してみると意外とマイルドな加速感。ん?
続いてモードをD(いわゆるスポーツモード)にすると、性格が激変!おーっ!
足は引き締まり、エンジンは快活になり、一気にテンションアップ!
SUVでありながら超クイックなハンドリングは、何考えてんだ!ヤリ杉君だろ!アルファロメオ!って感じで、思わず嬉しくなり、腰に手を当てアハハと笑ってしまいました。
走るほどにボディが小さくなる。
と言うことで、ステルヴィオ は、常時Dモードが正解!燃費の悪化、致し方なし!
ディーゼルの車重が、ガソリン比で10kgのみの増加と言うのも頑張った!
切れ味鋭いハンドリングで、スポーツディーゼルの謳い文句に偽りなし!でございました。
【ライオン編 Peugeot 508 】
じゃあ、次、プジョー屋さん、行ってみよー!
508が似合うのは、フランス人かTさんぐらいのもんでしょ!的な。
出たー!新型プジョー508!
スタイリッシュな大人の4ドアクーペじゃないですか!
ライオンの牙をイメージしたヘッドライトが醸し出す迫力フェイス。
第一印象は、ちょっとヤリ杉君かなとも思いましたが、
スリット状のテールライトLEDは、これまたライオンの爪痕イメージで、全体に辻褄合ってます。
前後にライオンが棲む野獣演出のエクステリアは、しかし、均整のとれた美しいプロポーション。
まさしく美女と野獣が同居しています。
おそるべしプジョーのデザイン力!
中身はどうあれ、このスタイルだけで、買う価値あり!ではあ〜りませんか?
とか言いつつ、続いて、内装をチェックおじさん!
コックピットと呼ぶに相応しいカッコ良さ。カーボン調も男子心に刺さります。
革や樹脂の質感も上質だし、最近のプジョークオリティ、侮り難し。
エンジンをかけるとクルクル回転しながら出てくるメーター類も楽しげな。
高精細で綺麗な液晶も良し。
フランス車らしくお洒落なステッチが施されたシートですが、秘密兵器内蔵。
充実のマッサージ機能です。
部位の選択や多彩な揉みほぐしパターンなど、国産車もかくやのおもてなし感満載!
長距離走ると、これ、かなり効くんですよね。あーうー、極楽極楽。
フランスの高級オーディオ、フォーカルのスピーカーシステム搭載!
さすがの音質。裏山C!あ、プジョーだから裏山P!あ、馬鹿っぽくてすいません!
スマホのワイヤレス充電もついており、最新デバイス全部のっけ盛り。
こんだけついてりゃ文句ねーだろ!持ってけ、ドロボー!
はいはい、じゃあ、遠慮なく持ってきまーす!みたいな。
後席に乗せてもらい、Tさんの運転で試乗へGO!
アクセルに軽く右足を乗せるだけで、グググッ!と極太トルクが湧き出す、なかなかの暴れん坊将軍ぶり。
これまでBMW、ジャガー、アルファロメオのディーゼル車に乗りましたが、意外にもプジョーのエンジンが一番力が漲ってました。
カタログスペックだけではわからない、クルマってやっぱり試乗しないとですね。
ただし、ブルブル感が強いエンジンは、古さが否めず、ガソリン比120kg増の車重も残念。
なので、508の選択は、ガソリン車を試乗してからの方が良いかも。
乗り心地は、フランス車らしく、優しくフラットで、マッサージ機能と相俟って疲れ知らずの快適ロングツーリングができそうです。
【二択、あるいは? 】
ヘビvsライオン、ディーゼル対決でした。
ステルヴィオ は、SUVにあるまじきキレキレハンドリングと軽量かつ洗練されたエンジンが◯ですが、各種デバイスが古いこと、6mと言う回転半径の大きさが△。
508は、4ドアクーペの美しいプロポーション、高い内装クオリティ、充実の最新デバイス、マッサージ機能が◯、ディーゼルエンジンの洗練度がやや落ちる点が△ですかねえ。
運転して楽しいのはステルヴィオ 、道具力では508の圧勝。
と言うことで、508にステルヴィオのエンジンを積めば、最強!です。なんのこっちゃ。
ステルヴィオについては、FUNな走りでネガをカバーできますが、個人的にはマイナーチェンジでの熟成後に買い!
508については、ガソリン車試乗後、あるいは、まもなく導入のワゴンを見た後で買い!
…などと思った次第です。
しっかし、他人のクルマ選びってめっちゃ楽しいですね!
これだから、“勝手に営業マン” はやめられません!
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