十月はフランス月間
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- 日記
ガレージハウスから40〜50分、10月の車山高原は、フランス車のお祭り、FBM=フレンチブルーミーティング。
山一つ丸ごとフランス車で埋まります。
久しぶりに覗いて来ました。
フランス車は、何と言っても色が楽しいですね。
そこにはカラフルなクルマ風景が広がっています。
また、同じラテンでもイタ車系イベントと違って、長閑でまったりとした時間が流れています。
あくせくしてないと言うか。ピクニックを楽しむ気分と言うか。
イタ車だとエンジン、グロローッ!とか、マフラー、ブフォンッ!とか、どうしても攻め系のイベントになっちゃいますからね。
さまざまなクルマたちがいましたが、自然に目が行ってしまうのは、やはり旧車系シトロエンたち。
トラクシオンアバンに、
DS。こちらはアンリ・シャプロンが架装したデカポタブル。
鮮やかすぎるカラーはノンオリジナル?
色とりどりの2CVたちに、
SM軍団。
軍団と言えば、新興勢力のアルピーヌA110もズラリとブルーミーティング。
こちらは、希少なパナール ディナZ。
てへぺろ!って感じの魚類系フェイスがユーモラス。
オーナーによると、国内に現存する4台のうちで唯一の動態保存車だそうです。
4.5mを超える割と大柄なボディに、わずか850ccの二気筒エンジンを搭載。
しかし、650kgというアルミ製軽量ボディのおかげで、そこそこ走り、燃費も上々だとか。
大きなカラダに小さな心臓、まさにフランス合理主義の権化です。
たまたま並んで停まっていた3台の気になる子たち。
2台のシムカも素敵なんですが、ビビっと来たのが、ルノーサンク アルピーヌターボ。
1980年前後のクルマですから、旧車と言うよりはネオクラシック世代。
昔は、特に何とも思わなかったのですが、今、見ると妙にカッコイイではありませんか!
数十年の時を経て、心に刺さりました。感覚というのは、熟成されるものですね。
そして、妙に小さい。今時の軽自動車よりはるかにコンパクトな印象です。
日常で楽しむなら、こう言うサイズが一番楽しい。
耳元で悪魔が囁いて、ちょっと欲しくなっちゃいました。
フランス自動車雑貨や、
フレンチグルメのお店も充実。
牛タン赤ワイン煮込み、1500円也。
たいへん美味しうございました。
数年ぶりに訪れたフレンチブルーミーティング。
好天にも恵まれて、楽しい一日を過ごすことができました。
COMMENT
初代縦型サンクのアルピーヌ、カッコいいですよねー。ミッドシップのサンクターボよりもこちらの方が好みです。嗚呼、うちのサンクも直してやらないといけないなぁ〜
ルノーサンクの格好良さに思わず、立ち止まってしまいました。
現代車を見慣れた目からすれば、そのコンパクトさも非常に新鮮ですね。
私もサンクターボの仰々しさより、こっちの方のさりげなさが好きです。