波平と薔薇の日々
コメント 2件
- 日記
昨日、誕生日を迎え、恥ずかしながら60歳です。ガーンッ!
世間で言うところの還暦ってやつですか。とほほ。
赤いチャンチャンコなる物を着たりするお年頃になっちゃいました。(実際には着てませんけど)
とは言え、54歳の磯野波平に比べれば、はるかに若いとの自信はあります。きっぱり!
髪の毛はあるし、盆栽の趣味はないし、家で着物は着ないし。
なんてったって、俺っち、精神年齢は中学2年レベルだしね。てへへ。
って言うか、波平ってジジイ過ぎ!(こりゃ、失敬)っしょ!
現代の感覚からしたら、波平って生物的には70代半ばくらいらしいんですよ。うーん、さもありなん。
あと桃太郎の「おじいさんは山に柴刈りに」のおじいさんなんて、いかにも老人風だけど、実は50代くらいでしょうね、けっ!(と吐き捨てるように言う)
それとか、例えば小津安二郎監督『東京物語(1953)』に出演していた笠智衆もスゴいです。
劇中では70過ぎくらいの完全なおじいちゃんを演じていたのですが、実年齢は49歳だったそうです。
うーむ、昔の人は老けてたんだなあ。
で、ここで驚くべき真実に気づいてしまいました!
皆さんは、最近、時間の流れが速くなっていると思いませんか?
新年が明けたら、すぐにゴールデンウイークが来て、短い夏が終わったと思ったら、ジングルベルが聞こえてきて、秒速で大晦日です。
あっと言う間の一年だと感じませんか?!
光陰矢の如し、過ぎじゃん!
これって気のせいでも何でもなくて、実際に時間の流れが速くなってるんです!きっぱり!さっぱり!
その証拠が、前出の波平であり、笠智衆なんです。
昭和の銀幕スターって、20代でも結構貫禄があって、今なら40代くらいに見えますよね。
つまり、昭和20〜40年代の時間は、今よりはるかに緩やかだったんです!
私の勘では、当時の1時間半=現代の1時間くらい。
令和時間は、昭和時間の1.5倍の速さになっている!
な〜んてこったい!
これには、アインシュタイン先生もビックリでしょう!
でもって、この理屈からすると、私の生物的な年齢は、60×0.67=40.2。
そうです!私のリアル年齢は、約40歳だったんです!ヤッターヤッター、ヤッターマン!
…などと言ってみたものの、寒風が心の底を虚しく吹き抜けてゆくばかりでありました。
♪ ヒュルリ ヒュル リララ〜 ♪
それはさておき、リアル還暦なんだから、まあ、おめでたい!ってことで。
赤いチャンチャンコならぬ赤い薔薇をいただいたり、
奥様からは還暦祝いに薔薇印の時計をいただいたり。
経年劣化で味の出そうなウォッチなので、せいぜい60からの経年劣化を楽しむことにします。
本当は、外に赤身のステーキを食べに行く予定でしたが、こんなご時世ですから、自粛して、買ってきた赤身のマグロと赤いイチゴをいただきました。美味しうございました。
また、メールやFB、LINEで祝福のメッセージをいただいた皆様、ありがとうございました。
皆様におかれましてもどうかご自愛下さい。
COMMENT
還暦、一応おめでとうございます! 今年のEASTは、GO!GO!60!ですね なんだか字面がイイ感じです。じゃあ来年のWESTはワタクシが還暦ってことか〜
どーもこーも、ありがとうございます。
一足先にシックスティーズの世界に踏み入れてしまいました。嗚呼。
こんなご時世ですが、秋には世間も落ち着いて、レッツラ・GOGO!したいもんです。